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「松谷とMATSUTANIのあいだ」

― 松谷武判映像化プロジェクトの十年 ―
藤原次郎と奥村恵美子の試みと挑戦

matsutani


出展作家
松谷 武判 MATSUTANI


5月18日(水)~29日(日) 
休廊*5月23日(月)
1:00pm~7:00pm 最終日は6:00pm


新しい映像表現の可能性を探る藤原次郎と奥村恵美子(RaRa Project)が
美術家・松谷武判の作品世界の映像化に取り組み始めて10年。
2005年の秋、アートスペース感で開催されていた展覧会
「MATSUTANI 松谷武判『時の流れ』」において、
奥の和室に静かに飾られていた黒い球体作品と出会います。
黒と一言では言えない深さと存在感に「撮ってみたい」と直感的に思い、それから10年。
今回の展覧会では、この映像プロジェクトの出発点とも言える
アートスペース感でのMATSUTANI映像化プロジェクトの展覧会です。

<関連イベント>※イベントは終了しました。

5月19日(木)
 17:30 映像「MATSUTANI 1」上映
 18:00-19:00 座談会「映像化10年に思うこと」
 スピーカー:石丸信明(建築家)、藤原次郎(映像作家)、奥村恵美子(構成作家)
 参加料:無料  定員:30名(先着順) 

5月22日(日)
 16:00-17:00 映像「MATSUTANI 1,2,3」上映
 17:00-18:00 新作映像「MATSUTANI 4」プレリュード上映
         ゲストトーク「作品と映像の関係」
  ゲスト:松谷武判(美術家)
  参加料:1,000円
  定員:30名(先着順、要事前申し込み。お問い合わせください。)



藤原次郎  映像作家・写真家

兵庫県立但馬技術大学校非常勤講師
1955年、兵庫県朝来市生まれ。大阪芸術大学卒業後、
映像制作会社、建築写真会社を経て2011年独立。
作品は日本の芸術表現の一つである「陰影」を
たくみに表現し、自然、造形美、生物・人間の営みを
感動的に表現することで知られている。



奥村恵美子  構成作家・映像プロデューサー・ライター

1986年に映像企画を主業務とするクリエイティブハウスおくむらを始める。
経営者、芸術家、建築家などの考えを映像化し、
インタビューコメントを骨子に置いた構成の映像を数多く製作。
2004年より日本人の感性、美意識、精神文化を映像化し、
日本文化のエッセンスの発掘、発見、発信を行う任意団体JICPも組織。
世界共通言語のひとつである映像によって、
国、都市、地域、人をつなぐ活動を展開中。

 
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